みなさんは新型コロナウィルスワクチンの接種は済みましたか?
私はつい先日(2021年9月6日)、1回目を終えました。
連日のニュースなどで感染拡大が懸念され、うったほうがいいんだろうなというのはわかってはいるものの、副反応などの不安が取りきれませんよね。
私もそうだし、なんならいまだに不安なのでよくわかります。
私はまだこれから2回目もうたなければならないので、不安は取りきれていません。
コロナウィルスワクチン接種が始まった最初の頃(2021年4月頃)は、「こんな怪しいワクチンうつもんか」と私は完全うたない派でした。
ただ、そんな私がなぜ、どういった経緯で今になってうつことを決めたのか、これを今回はお話しようと思います。
ではなぜ、わざわざこんなことを話すのかというと、ちょうど私が接種する翌日、私の友人が接種予定でした。
私が接種当日、接種したことを友人に連絡すると、いろんなことを質問されました。
おそらくその友人も不安だったのでしょう。
一通り報告すると、「いろいろ教えてくれてありがとう、ちょっと安心した」と言ってくれました。
やはり身近な体験者からの情報は説得力も高く、疑問や不安も少しは取り除けるもんなんだなと感じました。
そこで、これからワクチン接種をしようと思っているものの、さまざまな不安がある方に私の体験をお伝えすることで、少しでもその不安が緩和できればと思い、この記事の執筆にあたりました。
私の体験談が全ての人に当てはまるわけではないし、副反応などは完全に個人差の問題になってくるので、全く参考にならない可能性もありますが、少しでも何か1つでも参考になるものがあればいいなと思います。
この記事では、
- 私がコロナワクチンをうつことを決めた理由
- 副反応について
- 大阪の大規模接種会場でうつことにした理由
- 接種後の経過
などをご紹介しています。
どうぞ最後までお読みいただければと思います。
新型コロナウィルスワクチンをうつ理由は?
ワクチン接種、迷いますよね。
私もかなり迷っていたのでよくわかります。
テレビや報道では、もちろんメリットも伝えられていますがデメリットも報告されています。
それが余計に接種を躊躇させるんですがねw
私がさんざん迷ったあげくに、やっぱり打とうと思った理由は以下です。
※あくまで私個人の意見であり見解です。参考程度に考えていただければと思います。 |
毎日の報道は完全にワクチン接種を促すように内容も仕組まれているんだろうというのはわかっているんですが、ただその報道も事実なんですよね。
重症者の人数や映像、後遺症に苦しむ同年代ぐらいの方々の報道など不安をあおりまくっていますが、ただそれも嘘ではなく事実なんです。
「明日は我が身」ととらえるか、「他人ごと」ととらえるかですね。
私はまんまと連日の報道にのせられた感はありますが、それでも結果的に打つ気になって良かったと思っています。
ちなみに厚生労働省の新型コロナワクチンQ&Aにはこんなことも書かれていました。
ワクチンが守るのは、接種を受ける本人だけではありません。自分自身がワクチン接種を受けることで、感染しにくくなり、仮に感染してしまってもウイルスの量を低く抑える効果が知られているため、同居する家族や日常的に接する友人、同僚を守る効果も期待できます。
逆に言えば、ワクチンを接種しないことで、あなただけではなく周囲の人を危険にさらしてしまうかもしれません。
隣の席に座った高齢者、持病のある人は、皆誰かの大切な人であることを忘れないでください。ワクチン接種は周囲の人を守ることにもなるのです。
私も今は高齢の両親と同居しているので、ずっと気にはなりつつ、なかなかその気になれず・・・という状態でしたが少しホッとした感じはあります。
自分は最大限に感染予防していたとしても、現状空気感染もありえるような状況になりつつあると感じ、いつどこで感染してもおかしくないなと感じ始めていたのも事実です。
もちろんワクチンを接種したからといって、感染予防は今までと全く変わりませんが、「いつ感染するかわからない」といったような不安からは少し解放された感じはあります。
ワクチンの副反応にはどんなのがあるの?
副反応が怖くてなかなか踏み出せない
ワクチン接種はしたい(したほうがいいんだろう)と思う反面、副反応が怖いし気になるしなかなか踏み出せない方も多いことでしょう。
私も同じ気持ちでしたのでよくわかります。
ただ、私は先にお伝えしたように、ワクチン接種をしようと思った理由を考えていったときに、自然とデメリットを気にしすぎていても先に進めないと考えるようになっていったのです。
この心境の変化はまあまあ意外でしたね(笑)
あんなにビビっていたのにこうも変わるもんか、と(笑)
最悪死んでもしょうがないとまで考えれるようになったのですから。
死にたくはないですよ、そりゃ。
でも、この時代に生まれて生きていて、こんな世界的な感染症の恐怖の中で、ワクチンという希望が見え、しかも効果があるとまでわかったが、リスクもある。
こんなの一か八かの賭けみたいなもんですよね。
でも私はその賭けにかけてみました。
死んだらそれも運命。
今のところ生きています。
副反応はいろいろ・個人差が激しい
大阪市のホームページに掲載されていた副反応の情報です。
引用サイト:大阪市ホームページ
私はモデルナのワクチンを接種しました。
まだ一回目ですが、接種当日は接種部位が痛くなり寝返りできないというか、したら痛いというぐらいです。
この記事を執筆しているのは1回目接種後3日目ですが、接種部位の痛み以外はなんの副反応もありません。
なんならその痛みもだいぶなくなってきました。
接種後2日目の昨日はいつも通り仕事もし、日課のランニングも少し控えめですがしっかり行いました。
私の友人は蕁麻疹が出たと言ってましたが、私はこんなもんです。
本当に個人差があるのだなと感じました。
アナフィラキシーも怖い
アナフィラキシー怖いですよね。
接種前、私もめちゃくちゃ怖かったです。
なんなら打った直後も怖くてドキドキしてました。
ただ、何が原因で起こるのかもよくわからないし、アレルギーが原因と言われても私にそのアレルギーがあるのかどうかもわからないのに注意のしようがないというのが率直な気持ちでした。
これも自分の中で賭けだなと思っていました。
私は大阪府の大規模接種センター(マイドームおおさか)で受けましたが、そこには多くのお医者さんや看護師さんが待機されていて、なにかあってもすぐに対応できる体制が整っていました。
さすが吉村さん(大阪府知事)と思いましたよ。
なので、ドキドキはしていましたが、不安はなかったというか、何かあってもなんとかしてくれるだろうと思えました。
帰り道で・・・なんて不安もありましたが、もう起こってしまったらしょうがない。
周りの人に助けてもらうしかないな、と思っていました。
結局何もありませんでしたが、これぐらいの気持ちでいたほうが気分的に楽ですよ。
実際にワクチンをうちました
予約が取れない
うつと決めればもうすぐ行動です。
まずは自分が住んでいる市町村で接種できる場所を探します。
その時すでに8月の末頃でした。
集団接種会場は予約いっぱいで、次回は国からのワクチン供給があってからなので日付は未定。
個人接種の場合のクリニックや医院は今はワクチン受付やってません、というところがほとんどで、ワクチン接種をやっているクリニックなどは今は1ヶ月先の予約を受け付けてますとのこと。
せっかくうつと決めたのに1ヶ月も待つのは嫌だな、というか1ヶ月もまた感染の恐怖が続くのかと思うと、一刻も早くという気持ちが強く、なんとか早くできるところはないかと探したところ、大阪府の大規模集団接種会場を発見したのです。
大阪府コロナワクチン接種センター(マイドームおおさか)で予約がとれた!
大阪府コロナワクチン接種センターでは毎日3000人分以上(1回目・2回目合わせて)のワクチン接種を行っていて、大阪府の市町村からの接種券を持っている人なら誰でも接種できるという会場でした。
ここでは、モデルナ(18歳以上)かアストラゼネカ(40歳以上)から接種するワクチンの種類が選べます。
WEB予約のみでしたが、次週に打てるという日程で予約受付しているので、これが一番早い!と思いなんとか予約を取ってみました。
むちゃくちゃ競争率が高くて、秒単位で空き状況が変わっていくので正直無理かもと思っていましたが、奇跡的に1週間後の日程で予約が取れました。
当日まではかなり不安
予約が取れたので、もううつしかない・・・というところまできてしまいました。
この期に及んでまだ覚悟が決めきれていないのか、ただ不安なだけなのか、何とも言えない気持ちのまま1週間を過ごします。
場所の確認をしたり、副反応やアナフィラキシーのことを調べてみたり、とにかく何かしていないと不安でしょうがありません。
この不安は当日、接種直前まで続きましたが、会場に到着してからはあれよあれよという間にあちこち誘導されて、気が付けば終わっていたというような具合でした。
接種会場に到着から接種終了まで
接種会場のマイドームおおさかは、以前私が会社員をしていた頃に一度行ったことがあり、当時勤めていた会社もその近辺だったので、なんとなくの場所はわかっていました。
到着するや否や、スタッフの方が大勢いらっしゃって、声をかけてくれます。
ワクチンの種類ごとに受付場所が違うようなので、モデルナはこっちですと案内していただき、数メートル進むとまたスタッフの方がこちらへどうぞーというような感じで誘導してくださり、迷う隙がないというほど完璧なスタッフの配置です。
おそらく毎日何千人という人数をさばく必要があり、迷われて詰まらせてしまうとスムーズにいかなくなることもあり、この人数のスタッフ、この配置になったんだろうなということが予想できました。
完璧でしたよ、吉村さん(大阪府知事)松井さん(大阪市長)。
見事でした。
- 受付⇒予約確認と接種券の確認(スタッフの方は4人ほど)⇒確認後移動
- 本人確認⇒順番に案内される(窓口が10ぐらい)⇒確認後3階へ移動
- 予診票確認⇒すでに書いてきている場合はそのまま窓口まで移動、書いてない人はカウンターで書く(窓口が10ぐらい)⇒確認後2階へ移動
- 接種の順番待ち⇒広い待機場所で待つ⇒順番に呼ばれてさらに待機(接種部屋約20ほど)
- いざ接種部屋へ⇒医師の問診後、女性の看護師さん?がうってくれます⇒ちょっと痛い⇒接種後移動
- 2回目の予約⇒2回目の日程を確認、待機終了時刻を告げられる(窓口が10ぐらい)⇒確認後移動
- 15分~30分の待機⇒イスがたくさん並べられている場所で経過観察(看護師さんが周りにたくさん待機)
- 終了時刻になったら自分で勝手に出ていくシステム⇒終了
こんなかんじで終わりました。
かなり広い会場なので移動はかなりしましたが、どこへ行っても誘導するスタッフがいらっしゃって、本当に迷う隙がありませんでした。
完璧な導線、完璧なスタッフの配置であっぱれでしたねw
接種後~3日目までの様子
恐れていたアナフィラキシーショックもなく、なんとか自宅まで無事に帰り着きました。
接種当日は激しい運動はしないようにと言われていたので日課のランニングは控えました。
きっと何か副反応があるんだろうなぁと思いながら過ごしていましたが、接種部位がだんだん痛くなり腕が上がりにくくなってきます。
早めに寝ようと思い布団に入るなりすぐに眠ってしまいましたが、寝返りのたびに接種部位が痛み目が覚めますが睡眠不足になるほどではありませんでした。
2日目、熱も倦怠感もなく、接種部位の痛み以外には何もなかったので、いつも通り作業に出ます。
そして特に問題なさそうだったので日課のランニングも軽く行いましたが、特になにもありませんでした。
接種部位は前日よりは少しましなものの、まだ痛みはあります。
3日目、体調の問題もなく、いつも通り作業に出ます。
接種部位の痛みは少し残っているものの、腕も上がるようになって、痛みはだいぶなくなりました。
この記事を執筆しているのがちょうど3日目なので、ここまでです。
おそらくこのまま特に何もないだろうと推測します。
まとめ
1回目の接種ですが、副反応は特になにもなく、アナフィラキシーショックもなく無事に終えました。
私が接種したときの健康状態などです。
ご自身との比較の参考にしていただければと思います。
コロナワクチン1回目接種時 私の健康状態 |
|
ワクチン | モデルナ |
年齢 | 40代前半 |
性別 | 女 |
直近の病歴 |
|
体型 | BMIは26ほどの軽肥満型 |
心的ストレス | フリーランスのためほぼなし |
日々の運動 | 約5ヶ月間ほぼ毎日ランニング・ウォーキングを継続 |
体力 | 毎日のトレーニングで結構あり |
タバコ | 約20年の喫煙歴あり・禁煙後2年以上経過中 |
酒 | 5ヶ月前まではほぼ毎日飲酒・その後はほぼ飲まず |
総合的な健康状態 | 良好 |
本当に副反応などについては完全に個人差だと考えます。
ただ、この記事がこれからコロナワクチン接種を打とうと思う方の不安を少しでも軽くできればいいなと思い執筆しました。
個人差があるのでなんとも言えませんが、少しでも参考になりますように・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを残す