【北海道キャンプ】9月10月は最高の秋キャンプシーズン!寒さ対策必須!

夏の暑さも一段落し、北海道では秋が訪れる9月と、秋から初冬へと季節がうつる10月最高のキャンプシーズンです。

本州から残暑を逃れて北海道へ秋キャンプもいいですし、道内の方も暑さも落ち着いたしゆったり秋の夜長でも楽しむキャンプもまた風情があっていいですね。

そんな最高の秋キャンプですが、注意していただきたいのが「寒さ対策」です。

道内の方はある程度心得ているかとは思いますが、北海道の9月10月は日中の気温と夜の気温の寒暖差がかなり激しいです。

日中20℃超えていたとしても、夜は10℃を下回ることなんか日常茶飯事です。

私は8年も北海道の山間部で暮らしていたのに、寒さ対策を甘くみてひどい目にあったことがありますので、寒さ対策はかなり重要です。

この記事では、

  • 秋キャンプの魅力
  • 9月10月の北海道の平均気温
  • 寒さ対策方法
  • おすすめのキャンプ施設

こういったテーマでご紹介していきます。

秋の夜長をゆったり楽しむためにも、寒さ対策は万全におこない、最高の夜を楽しみましょうね。

ぜひ最後までお読みいただければと思います。

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北海道の秋は8月後半頃から

人生の大半を本州で過ごした私にとって、9月は「まだ夏の延長」、10月は「ちょっと秋らしくなってきたかな」という感覚でした。

北海道で暮らし始めて本当にびっくりしたのは、夏の短さと秋の訪れの早さ、冬の長さです。

北海道の夏は一瞬で終わってしまい、8月のお盆過ぎには早くも秋が訪れ始めます

日中はまだ暑いですが、朝晩は涼しく、夜はクーラーは消して窓を開けているだけで眠れます。

この頃から湿度も一気に下がってくるので日中は暑いですが、カラッとした暑さになってきます。

 

北海道での9月10月秋キャンプの魅力

おすすめは平日キャンプ

お仕事の都合上平日は休めないという方には申し訳ありませんが、9月10月の平日のキャンプ場はガラガラです。

ガヤガヤした騒がしい雰囲気が好きだという方にはあまりパッとしないかもしれませんが、秋の夜長、静かで落ち着いた雰囲気で飲むお酒やおいしい食事は何とも言えない満足感があります。

ぽつぽついてる他のキャンパーたちの談笑もかすかに聞こえてきたり、とてもいい距離感でそれぞれが思い思いに楽しめていると私は思います。

8月だとまだ夏休み中ということもあり、キャンプ場などのレジャー施設は家族連れなどでにぎわっていますが、9月になると一気に落ち着き始めます。

ゆったりと大人な雰囲気で過ごす秋キャンプをたっぷりと満喫してください。

 

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虫がいない!暑くない!

キャンプといったら夏!というイメージがありますよね。

でも夏のキャンプはとにかく暑い!虫が多い!じゃないですか?w

本州の夏の暑さに比べると全然ましですけど、とはいえ暑いものは暑い!

テント設営や撤収時の汗だくぶりや、楽しくBBQ中に襲ってくるハチやアブや蚊。

せっかくの夏の明るい雰囲気で楽しくキャンプ中なのに、暑さや虫に邪魔されると楽しさ半減しちゃいますよね。

でも、秋のキャンプは日中軽く汗ばむことはあっても、汗だくになることはまずないですし、ハチやアブや蚊もほとんどいませんので、キャンプを全力で楽しめます!

本州だと9月はまだまだ夏ですし、10月も日中はまだ暑い日もありますが、北海道は9月は初秋~秋、10月は秋~初冬といったかんじです。

 

夜は暖をとりながら暖かいお酒を飲む

秋キャンプの夜はとても冷えます。
そのうち、外にいれないほど寒く冷えてきます。

限界まで外で楽しんで、限界がきたらコテージなどの中に避難!ということを我々はよくやってました(笑)

もしたき火ができたり、BBQで炭を熾してる場合はその火をみんなで囲んで、ホットワインでも飲みながらその火を眺めるのもまたいい時間なのです。

私にとってはそんな夜の時間が一番好きですし、その時間を楽しむためだけに秋キャンプに行きたくなります

 

 

 

紅葉も楽しめる

標高の高い場所や山頂付近では、9月末頃から紅葉が始まる場所もあります。

平地でも10月後半ぐらいになると葉っぱが色づいてきます。

山間部にあるキャンプ場などでは、比較的早い時期から紅葉も楽しめるでしょう。

私たちはどっちかというと「花より団子」でしたけどね(笑)

 

9月10月の北海道の気温や天気

9月と10月では平均気温にかなりの差がありますので、皆さまのご予定に合わせて適した服装選びが重要になってきます。

9月の平均気温や天気


引用サイト:札幌総合情報センター株式会社
※最高気温、最低気温は平年値(1991~2020年)です。

前半と後半で気温にだいぶ差がありますね。

みなさんのキャンプ当日の気温などはしっかり把握しておきましょうね。

 

10月の平均気温や天気

引用サイト:札幌総合情報センター株式会社
※最高気温、最低気温は平年値(1991~2020年)です。

10月はもう初冬を連想させる気温になってきますね。

上記画像の9月も10月も札幌の平均気温なので、山間部や標高の高い場所では、2~3℃低くなるとお考えください。

 

10月の北海道の気温や服装などについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
北海道の10月は暑い?涼しい?寒い?気温やおすすめの服装を徹底解説!

【北海道の10月】気温や服装は?下旬には雪への備えも必要!

2021年9月17日

 

寒さ対策は必須!

日中は比較的暖かくても、夜はかなり冷えるのが北海道です。

コテージなどに避難できる状況ならいいですが、テント泊の場合は冷え切った体が温まらず、寒くて一睡もできなかったという経験もあります

甘くみていると本当にその場にいれないほど冷えてどうしようもなくなることもありますので、念には念を入れましょう。

ちょうど昨日(2021年9月19日)小樽の山間部と街中に住んでいる友人に今の気温がどれぐらいか聞いてみたところ、山間部の夜で8℃だったそうです。

意外と冷えていますね。

小樽の街中では今ならまだ日中は半袖で過ごせるけど、夜は薄手の上着を羽織るかなと言っていました。

寒がりの友人が言うので、街中ではそれほどまだ秋は深まっていないようですね。

 

寒さ対策に持っていったほうが良いもの

これからご紹介するものはあくまで私や私の友人が持って行ったもの、持って行けばよかったな~と思ったものです。

必ず持って行かなくてはいけないものではないので、参考にしていただければと思います。

上着類
  • ウルトラライトダウン(ユニクロさんのとか)
  • あったかフリース(モンベルやパタゴニアなど機能性が高いものがベスト)
  • ガチのダウンジャケット(真冬に使うような本気のダウン)
  • スキーウェア(ご自身が持っているもので十分OK)
  • ベンチコート(もしあればかなり使える!かさばるけど)

など

 

ズボン類
  • 暖パンなど保温性の高いズボン(裏起毛のズボンなどでもOK)
  • スキーウェア(ご自身が持っているものでOK)

など

 

インナー・アクセサリ・小物類
  • ヒートテックインナー上下(時期によっては極暖でもOK)
  • あったかタイツ(本気であったかいのでOK)
  • スキー用の靴下(カイロを貼るのにあると良い)
  • ニット帽(かなり重宝します)
  • ネックウォーマー(必須かも)
  • ひざ掛けなどあったかブランケット(腰から下はかなり冷えるのであると良い)
  • 貼るカイロ衣類用・靴下用(毎回忘れるけど絶対あればよかったと思うもの!)

など

これらは日中から着ていくとありえないほど暑いものばかりなので、ちょっと冷えてきたな~というときにテントやコテージに着替えに行くというのがベストですね。

寒けりゃコテージなどに入ればいいじゃん、と思うかもなのですが、寒いね~って言いながらみんなで火にあたり、あったかいお酒を飲みながら談笑するのがいいんです(笑)

それがやりたいんです(笑)

テント泊の方は特に避難できる場所がないので、できるだけ寒さ対策は万全にしていくほうが良いと思います。

意外と寒くないじゃん、というときももちろんあります。
そんなときは、寒くなくてよかったね~と喜びましょう(笑)

私の体験では、6月の函館キャンプでしたが、日中は20度以上で結構暑かったんです。
しかし、夜は5度とかになってしまい、本当に凍えました(笑)

何があるかわかりませんので、念には念を入れるほうが楽しめますよ。

 

 

 

夏のキャンプでも念のため寒さ対策を!

私の体験で6月のキャンプのことをお伝えしましたが、6月は北海道でいうとまだ春です(笑)

日中でもパーカーとか着るぐらいの気候ですので、よく考えればもっと準備するべきでした・・・。

しかし、北海道でも夏だと感じる8月のキャンプでも寒い夜があったのです!

私は毎年、音楽フェスイベント・ライジングサンロックフェスティバルに参加し、友人らと2泊3日テントサイトで過ごします。

その開催時期が毎年お盆ぐらいなので、北海道でもまだまだ夏といった時期なのですが、友人がガチの冬用の上着1枚は絶対持ってきた方がいいと言うのです。

私は「またまた~」と思っていたのですが、それが役に立った夜があったのです!

なので8月のど真ん中とかでも北海道の夜は何が起こるかわかりませんので、ガチの上着1枚、普通の上着1枚は常備しておくと安心です

寒くて楽しめないとか嫌じゃないですか?

何度も言いますが、「念には念を」です!

 

 

 

秋キャンプにおすすめのキャンプ施設

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

秋のキャンプはテント泊よりはコテージなどに泊まれる高規格施設をおすすめします。

万全の準備をして、みんなでテント泊というのももちろん楽しくてあこがれはしますが、私たちは「文明の力に少しは頼ろう」というスタンスで秋キャンプは楽しみます(笑)

我々は夏のライジングサンのときに、非文明的なサバイバルキャンプを全力でやり遂げるので、秋はゆる~く楽に楽しもうという気分になってしまうのです。

そして私たちがいつも使うキャンプ施設がかなり安いのに高規格で、札幌の中心部からも近く、道具もほぼ全て揃っていて、食材だけ用意すればあとは手ぶらでもOKというほど最高なキャンプ場なので、ご紹介したいと思います。

 

 

 

札幌市定山渓自然の村

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

施設情報

札幌市定山渓自然の村
住所 北海道札幌市南区定山渓(豊平峡ダム下流国有林野)
TEL 011-598-3100
予約 要予約(予約TEL⇒011-598-3100)
宿泊施設 コテージ(全10棟)
テントハウス(全10棟)
テントサイト(全22サイト)
テントサイト特別(全2棟)
駐車場 施設内・外に有(無料)
道具レンタル 多数有
入浴施設 施設内には無し(近隣に有・要車移動)
トイレ・水道 水洗トイレ・水道有

 

 

久しぶりにホームページを見たらかなりパワーアップされていて、スタイリッシュなデザインに情報もしっかりのっていました。

こちらもぜひご覧ください。⇒札幌市定山渓自然の村公式ホームページ

 

宿泊施設

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

私が実際に利用したことあるのが、①コテージ ②テントハウス ③テントサイトです。

④は「こんなのあったんだ~」というかんじです(笑)
存在を知りませんでした。

我々流・宿泊施設の使い分け
コテージ
(ストーブ付)
  • 炭を熾すようなBBQはせずに、出来合いのお総菜や、カセットコンロなどで軽く調理するような気分のときに利用。
  • 寒くなれば中ででも飲み食いできるので。
テントハウス
(ストーブ付)
  • 日中はタープを設置して炭を熾してガチでBBQをするときに利用。
  • テントハウスはほぼ寝るためだけに利用するため。(そんなに広くないし形状的にみんなで飲み食いしづらい)
テントサイト
  • デイキャンプに利用(宿泊なし)

私たちは秋キャンプは「ゆるキャン」の気分がほとんどなので、コテージの使用率が一番多いです。

みなさんもいろいろ試してみて、みなさん流の使い分けで楽しんでいただきたいです。

 

宿泊施設料金

●コテージ

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

 

●テントハウス

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

 

●テントサイト

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

 

●テントサイト(特別)

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

めちゃくちゃ安くないですか!?

あんなに最高の設備のコテージでさえ、5人で行ったら一人当たり1000円もしないので、超絶リーズナブルキャンプが楽しめますよ!

 

「札幌市定山渓自然の村」空き状況確認はこちらから⇒予約空き状況確認

 

入浴事情

近くに豊平峡温泉があります。(要車移動)

私たちはキャンプ仲間全員がドランカー(酒飲み)で、だいたい日中から飲んでいますので、誰も運転していけないためキャンプ当日の夜はお風呂はいつも我慢です。

ただ、行けるなら近くに日帰り温泉などありますので、是非行ってみていただき冷えた体を温めてから寝るのが良いですね。

私たちはいつも翌日の昼頃に解散してから温泉に入って帰る、というのがルーティンです。

 

レンタルできる道具について

食材以外は手ぶらで行けるほどレンタルや販売の道具が充実しています。

レンタルご利用には予約が必要なようですのでご注意ください。

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

引用サイト:札幌市定山渓自然の村

このようにセットで借りれるものもありますし、単品で借りれるものもあります。

  • テーブル・・・・・・・500円
  • チェア・・・・・・・・300円
  • ランタン・・・・・・・700円~900円
  • BBQコンロ・・・・・・600円~900円
  • カセットコンロ・・・・300円
  • 食器セット・・・・・・500円(4人用)
  • ダッチオーブン・・・・800円
  • 鍋・やかん・飯盒・・・各200円

などなど他にもまだまだたくさんありますよ!

テントやシュラフなども普段はレンタルできるのですが、今は中止しているようです。(2021年9月時点)

レンタル商品一覧はこちらでご確認ください。⇒レンタル物品のご紹介

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

9月10月の北海道でのキャンプは、寒さ対策さえ万全で臨めば最高に楽しめる時期です。

あとはそれぞれのご事情に合わせて、宿泊方法は選んでいただければと思います。

今回ご紹介した札幌市定山渓自然の村は同じ敷地内でいろんな宿泊方法を楽しめるので、我々のように気分に合わせて宿泊施設を選んで楽しむことができますよ。

くれぐれも寒さ対策だけは万全に・・・。

あと、秋はヒグマが冬眠前に食べ物を蓄える時期なので、ゴミの管理にもくれぐれもご注意くださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

北海道を愛する関西人。北海道在住9年目。 32歳で上場企業の会社員を退職→北海道のスキー場でリゾートバイト→そのまま住んじゃう。 夢は北海道の地方創生。 そのために、北海道インフルエンサーを目指す。